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印鑑の書体

印鑑とは、ハンコを押してできた形、つまり彫られた印面(印影)のことをいい、正確にいうと印章または印判といいます。
印章は厳密にいうと印刻、篆刻(てん刻)、刻字の三種類に分かれます。印刻とは、いわゆるハンコといわれているもの、篆刻とはロウ石等に彫ったもので色紙や書などに押印されている印をいいます。また刻字とは、木額のことをいい、表札や江戸時代に商人の屋号等の彫られた看板も刻字に含まれます。
当社での刻字の受注傾向は、金言や格言などの刻字依頼が多いようです。木額にして社長室や応接室に飾られるようです。このサイトでは木額の紹介は省かせていただきます。

手彫り印刻には象牙や水牛等の印材に彫る木口印刻と、
水晶、メノウ等の印材に彫る石類印刻の二方法があります。

木口印刻の作業手順(主に象牙、水牛、柘(ツゲ)等の印刻作業)

(1)
サンドペーパーで印材面を平らにする。
(4)
細かいサンドペーパーで再度印面を整え、刻り口を正しくする。
(2)
朱墨を塗り、字割りをした後、字入れ(鏡文字)をする。
(5)
朱墨(黒)をつけ、細部を確認する。
(3)
起底刀や高速回転式彫刻刀で粗彫りをする。
(6)
文字の仕上げ(最終)をする。

石類印刻の作業手順(主に水晶、メノウ、虎目石等の印刻作業)

(1)
印面にゴムを張る。
(4)
側面の傷を防ぐためテープを巻く。
(2)
朱墨を塗り、字入れ(鏡文字)をする。
(5)
噴砂機で刻る。
(3)
刀でゴムを切る。
(6)
平刀で仕上げをする。